マイルド・ガールとワイルド・ボーイ2
体を離そうにも、ギッチリと抱きしめられて離して貰えない。


その内千梨の左手は私の腰に、右手は後頭部に回って来た。


「えっ……ふぁっ…………//////」


ん~~~!苦しいぃ~~~~!!


キス初心者なんだから、息継ぎなんて知らない私。


限界を伝えようと、千梨の腕をつねった。


「イテッ………」


「もう!千梨のバカッ!バカバカバカ!!さ、酸欠で死ぬかと思ったんだからっ!!//////」


人殺しになりたいんですかアナタは!


文句を言うと、千梨が“だってよぉ……”ふて腐れた。


だってよじゃない!!
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