マイルド・ガールとワイルド・ボーイ2
真っ赤になって帰ろうとする連香。


もちろんそんなの、オレが許すハズが無い。


「ヤダ……オレもっと連香と一緒にいたい……いようぜ?」


後ろから優しく抱きしめ、甘え声で耳元で囁く。


「ヒャッ!!千梨ったら………//////」


テレて目を泳がす連香は、最高にカワイかった。


シャンプーのリンゴのニオイ……癒される。


「分かった………でも私5時には帰るって、紀右に言っちゃってるから……」


「じゃあ4時半までいろよ。帰りは送る」


コクンと頷く連香と一緒に沖津家に入り、オレはコップにジュースを注いだ。
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