マイルド・ガールとワイルド・ボーイ2
†第2章† 慣れない戦争

☆奪われた……☆ 《Side -Renka-》

朝から快晴で、なんていい気分なのかしら~~~~♪


……なんて、絶対言えない状況が、私に襲いかかっていた。


「ねぇ幹居さん!幹居さんって沖津君とどういう関係なの!?」


「ただの同級生だよね?そうだよね!?」


「オレの連香ちゃんに手を出すとは、沖津め許せん!」


「「「連香ちゃんお前のじゃねぇよ!ふざけんな!!」」」


学校に来て、教室の扉を開けた私にドワッと詰め寄る人、人、人!!


男女どちら共興奮しまくっていて、口元が引きつった。


「あの………とりあえず通してくれる?」


ここ、出入口だからね?皆。
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