皇子と私


………―


目をさますと、自分の部屋にいた

「………さき??」


ベッドの横に佐喜が眠っていた。

「ん…………」


時計を見ると、夜の10時だった。

「亜美…………亜美!!!!!?大丈夫なのか!?」


「うん………大丈夫だよ………」


佐喜はほっとしたような顔で私を見た。

< 119 / 285 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop