皇子と私


すると、男が私の目を真っ直ぐ見つめて言った。


「直に分かる。とにかく、一緒に来い。」


男は私の手首を掴んで車に押し込んだ。


「きゃっ!!!!!!!離して!!!!!!!」


こんな時に一希くんがきてくれて助けてくれたら……………


「おとなしく乗ってくださいませ!!!!!すぐに事情は分かりますから!!!!」

車から2人程の男が出てきて無理矢理私を車に乗せた。




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