皇子と私


「どうして…………」


佐喜が私の肩を持って言った


「王族にはよくあることだ…俺なんて、過去に3、4回はある。」


「………え…怪我しなかったの??」

「しなかった。」


佐喜は………誰よりも危険な人生を送ってきたんだ…………


毎日命を狙われて……


私も王族になるんだ………
覚悟を決めないと…


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