皇子と私


まるで、鋭い針で何度も刺されているかのように………



おじいちゃん………何の目的でこんな結婚…………


佐喜に会わなければ……
テレビ越しにこの結婚式を見れていたなら………
私はもっと幸せになれたのかもしれない。



「皇太子様!!この結婚について一言お願いします。」


私は正気に戻った。


どうやら、会見が始まったらしい

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