皇子と私


………――


結婚式は思っていたより簡単なものだった。


今私は、教会をでて車でお城に戻っている。


もちろん…佐喜が隣に座っている

佐喜は窓の近くに頬杖をついて景色を眺めていた。


私は………することが無いからただぼーっとしてるだけ…


頭の中はさっきのキスの事でいっぱいだけどね………




< 140 / 285 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop