皇子と私
「続ける。お前の祖父、観音寺健は観音寺財閥の当主だった。その時に、この城をよく訪れていたらしい。そして、俺の祖父(前国王)と仲よくなったそうだ。」
「それで、私をここに連れてくるようになったってこと????」
「………そうだ。」
「その時に佐喜と理央くんとあった。ある日突然家が火事になって私だけ助かった????それで、おばである今の………お母さんに引き取られた………そういうこと???」
「あぁ。」
なんだ…………そうだったんだ…