皇子と私


「亜美様ーーーー亜美様ーーーー」

みんなの声????
嘘でしょ?????


頭が痛い…………
息が苦しい…………


私………死んじゃうのかな…????

「………佐喜………………」


お母さん…お父さん…お兄ちゃん…………


頭の中にふっと知らないのに懐かしい顔が浮かんだ。


あぁ………この人たちが私の本当の家族……………


意識はそこで途絶えた。

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