皇子と私


「……行くぞ…」


佐喜の冷たさも、慣れてきたら温かく感じるのかな???


「うん!!」


私は、佐喜の手を握った。


「なっ!!!!」


案の定佐喜は振り払おうとしたが失敗した。


「仲良いところを国王様と王妃様に見せつけるのよ!!!!!」


「そんなこと…………」


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