皇子と私


突然国王様と王妃様の部屋の前に立っていた男が叫んで私達を呼んだ。

「あぁ!!殿下、亜美様!!!国王陛下と王妃様が首を長くしてお待ちですよ!!!!」


首を長くしてって………


「わかった。もう行くつもりだ。急ぐぞ??」


「あ、うん!」


今日は佐喜が一段とかっこよく見える…………
一希君とは比べ物にならないくらい…………


私は確信した。


佐喜が好きなんだと………
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