皇子と私


「ふふふふ…妃??」

王妃様は少し笑って、真面目な顔で私を呼んだ。


「はい。?」


「結婚する日まで貴方は、町から少し離れたところで過ごさなければなりません。」


え…離れた場所??


私だけ??ここには誰かしらいて『お母さん』のことを思い出すことがなかったのに…


1人になったら………
溜まりに溜まったホームシックが爆発するかもしれない………


「行かないといけませんか…???」
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