わんこなわたしとごしゅじんさま
なにかに足を引っ張られた。
「ぅえっ!?」
ドタッと派手な音をたてて床に転がった舞子の足には皮のベルトがされていて、ベッドの足と鎖で繋がっていた。
「なにこれ!?」
足を振ってみるが、鎖がガチャガチャ虚しい音をたてるだけで一向に外れそうもない。
次第にベルトが触れている部分が擦れ、赤く血が滲んできた。
「痛っ…。もう訳がわかんないよ…」
混乱して、涙がこぼれる。
どうしてこんなことになってるんだろう
これからどうなるんだろう
全てが漠然としすぎていて、不安で涙が止まらない。
「あれ、起きてる。」
「ぅえっ!?」
ドタッと派手な音をたてて床に転がった舞子の足には皮のベルトがされていて、ベッドの足と鎖で繋がっていた。
「なにこれ!?」
足を振ってみるが、鎖がガチャガチャ虚しい音をたてるだけで一向に外れそうもない。
次第にベルトが触れている部分が擦れ、赤く血が滲んできた。
「痛っ…。もう訳がわかんないよ…」
混乱して、涙がこぼれる。
どうしてこんなことになってるんだろう
これからどうなるんだろう
全てが漠然としすぎていて、不安で涙が止まらない。
「あれ、起きてる。」