俺と馬鹿と新婚生活?!

すると、綾香さんが小屋に向かって走った

でも、すぐに先生が綾香さんの体を押さえて阻止した


「何するの!!離して!!綾乃がっ…綾乃が!!」

「駄目だ!危ない!君まで死んでしまう!」


泣きながら叫ぶ綾香さんを必死に押さえる先生

…やっぱり、この火の中に綾乃がいるんだ

そう確信した瞬間
俺の体が動いた


「?!…っ駄目だ!高城っ!やめるんだ!」


綾香さんを必死に押さえている先生が声だけで俺を止めているが…知らない

綾乃がこの中に居るんなら…
俺は行かなきゃいけない

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