俺と馬鹿と新婚生活?!
「…綾、起きて?病院行こう?」
予約時間が近くなり綾を起こす
ゆるりと瞳を開ける綾
うん、潤んだ瞳エロチック
じゃないっ
「タクシー呼んだから、立てるか?」
「…ん」
危ない足取りでヨロヨロ歩く綾に肩を貸す
おとなしく俺に掴まり歩き玄関に行くと丁度タクシーが来た
タクシーに一緒に乗り込んで、病院へお願いする
すると、綾が弱々しく言った
「颯太…来るの?…風邪感染しちゃうよ?」
「いいから、自分のことだけ考えてろ」
綾は馬鹿だ
今は綾の方が辛いのに…
俺の心配なんかしてんじゃねぇーよ