社長の旦那と恋煩いの妻(わたし) シリーズ大幅修正加筆中
「いや、負担は優子だろう?」
「まさか。私じゃないですよ」
何回言えば伝わるのかな。
それとも私の顔ってそんなにもいつも疲れているように拓斗さんには見えていたのかな?
まだ10代なのに…
「ならこうしよう。今は負担かかっていなくとも今後は優子に負担がかかるだろう?」
「そんな事分からないです。今は私なりに楽しくやっていて今後どうなるかは分からないですよ!」
そりゃあ、大変かもしれないけど苦に思わずに楽しくやれば良い訳で。
「それにですよ?第一拓斗さんもそ――…」
それは同じじゃないですか!
と言いたかった私の声に遮る様に。
後ろから笑い声が聞こえてきてえっ、と思わず視線をそこに移せば…