社長の旦那と恋煩いの妻(わたし) シリーズ大幅修正加筆中
「別にいい」
「それでいつからそこに…」
「我慢とか社長可哀想、からだ」
そんな前から…
まさかと思い青葉に視線を戻せば私と目が合った途端首と手振り始めた。
そこまでも否定するって事は青葉も拓斗さんに気付いたばっかりって事?
じゃあ、口を閉じたあの時とか。
「早いですね」
「いや、また戻る。取引先の帰りに近くを通ったら串田が俺に気を効かせ時間をくれた」
お仕事が終わる時間にしては凄く早いから不思議に思ってたけど。
そういう事だったんだ…
「あの串田さんは?」
「串田は1時間後に迎えに来る」
へぇ〜
気を効かせてくれた串田さんにいっぱいいっぱい感謝しなくちゃ。