社長の旦那と恋煩いの妻(わたし) シリーズ大幅修正加筆中
だが俺はそんな優子見ていて鬱陶しいと思った事は一度もない。
寧ろ愛おしく思う。
優子の寝相で目が覚める時もあるがそれも愛おしく感じる。
「優子だから、か」
そうなんだな、と呟きながらフッと目を細めた。
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カチッとシートベルトを外してシートから乗り出すように優子の顔を覗く。
マンションの地下駐車場に車を停車した事にも気付かず寝ているな。
まだまだ幼い…
ギュッとブランケットを握りしめる姿によりいっそ優子を幼いと思わされる。
無論、俺からすれば18は誰でも幼いが。
それでも見た目は幼い方だからな。
そんな優子がもうすでに母親なんだよな。