社長の旦那と恋煩いの妻(わたし) シリーズ大幅修正加筆中
ある程度優子を堪能した後。
唇を離し、肩で息する優子を眺める。
「はぁ…っ」
「苦しかったか?」
ある程度加減はしたつもりだが優子にとっては苦しい物だったのか?
「拓斗さん」
「どうした?」
「心構えしたかったです。突然されるとビックリするしやっぱりそうならない為にも一言…」
どうやら俺の質問は答えないらしい。
「前もって告げれば緊張しないのか?」
と、言えば困惑する。
そう分かって優子に聞く俺は好きな子をからかってしまうガキ同然。
「あの、それは…。えーっと」
そんな思惑も当て嵌まり。
優子は蚊の鳴く様な声でしどろもどろ。