社長の旦那と恋煩いの妻（わたし） ｼﾘｰｽﾞ大幅修正加筆中

『無関心よりはマシだけれど毎日されると苛々しちゃうのよね』

「……」

『ここだけの話し。主人は息子に甘くベッタリで私の目を盗み会社に連れて行ったくらいなのよ』





お義父さんが会社に拓斗さんを？


想像してもピンと来ないけどそんなお義父さんを見てみたかった。


どんな風に連れていき、どんな風にお義母さんに謝ったのか。





『呆れちゃうでしょう？』

「なんていうか、呆れるというかビックリしました」

『そうでしょう？近々拓斗もそうなる気がするわ』





拓斗さんが離れたくないと言い私の目を盗み赤ちゃんを連れていく…


うん。


にやけるというか凄くいいっていうか。


私ならそんな拓斗さんを尾行してビデオカメラで隅々まで撮影をしたいと思う。