社長の旦那と恋煩いの妻(わたし) シリーズ大幅修正加筆中



私から行きますよ?


と、何度か提案してみたけどお義父さんにまで猛反対されちゃって。


こんなにも甘やかされた嫁は世の中にいないんじゃないかと思うくらい。





「そうそう。今日は優子さんに渡したい物があるのよ」





そう言いながらお義母さんが鞄から取り出したのは雑誌の様な本で。


お義母さんはペラペラと捲りあるページを開き私に見せてくれた。





「これ見て。どうかしら?」





そこに写っていたのはミトンと私でも知っているブランドのロゴ。





「わぁ、可愛い」

「でしょう?これとお揃いの靴下もあるのよ」





ミトンも靴下も。


ベビー用品だから当たり前だけど凄く小さくてとてもとーっても可愛い。



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