社長の旦那と恋煩いの妻(わたし) シリーズ大幅修正加筆中



それからも何度か拓斗さんと串田さんは話しをしていて。


内容は分からないと言っても、分かるとしてもお仕事関係なら聞かない方がいいよね…


私は出来るだけ聞かないように拓斗さんと逆の窓から町並みを眺める。


お昼という時間帯の所為かOLさん達が多い。


かの有名な片手に財布を持ったOLさん。


本場だ、なんて思っていると。





「あれ…?」





串田さんはウインカーを出して車はコンビニの駐車場に入っていく。


でも、お義父さんお義母さんが乗った車はコンビニを通りすぎている。





「コンビニに用事があるんですか?」

「俺はない」





じゃあ、串田さんがあるって事か。





「連絡してきます」

「あぁ」



< 293 / 514 >

この作品をシェア

pagetop