社長の旦那と恋煩いの妻(わたし) シリーズ大幅修正加筆中
ぴったりと頬に拓斗さんの頬を包む。
そんな私の行動に驚いたのか拓斗さんは微かに目を見開いて…
「どうしてくれるんだ?」
と、いつか聞いた様な言葉を発した。
「どうすればいいですか?」
「……」
「私、軟禁も大丈夫です。赤ちゃんがすくすく育つなら軟禁だろうが監禁だろうが大丈夫ですよ?」
それで拓斗さんの心配がなくなりいつもの拓斗さんの表情を見れるなら。
私は大丈夫。
「正気か?」
「あったりまえです!私はいつでも正気ですよ!!」
これ以上にない自信満々でそう言えば…
フッと笑いながら両手を広げて私の大好きな言葉を囁いてくれた。
「優子、おいで」