社長の旦那と恋煩いの妻(わたし) シリーズ大幅修正加筆中



「それでお母さんはなんて?」

「あぁ。話しによれば優子が中学生の時の担任と副担任の結婚が決まったそうだ」





中学生の時の担任と副担任…


えーっとえーっと。





「谷先生と蕨山先生ですか?」

「そうだ」





うそ!


谷先生は私が中3の時の先生でユニークで面白い大柄の先生だった。


そして、蕨山先生は新人さんで若くしおらしい小柄の先生だった。


そんな谷先生が蕨山先生が好きだという事は。


クラスメートの全員は勿論半数以上の生徒が知っていた程有名。


そんな谷先生と蕨山先生が結婚だなんて!





「皆アドバイスとかしてたんですよ」

「そうなのか」

「はい。こうやって告白しなよとか押して押して押して押しまくれとか」



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