社長の旦那と恋煩いの妻(わたし) シリーズ大幅修正加筆中
「そうだ優子。今日は久しぶりに父さんの布団で一緒に寝るか?」
私があんまりにもひどい顔をしていたのか、お父さんは少し焦りながらそう言って。
お母さんは呆れたように笑った。
「折角だから母さんも一緒に寝よう」
「3人で寝る気?」
「懐かしいなぁ。優子が小さかった時は――…」
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「お風呂上がったの?」
「うん」
お風呂から上がりお父さんとお母さんの寝室に向かった私。
障子を閉めながら部屋に入ると、お母さんはカチッと電気敷き布団の電源をいれた。
「お父さんは?」
「さあ。それよりお母さん優子にちょっと話しがあるからここに座んなさい」