社長の旦那と恋煩いの妻(わたし) シリーズ大幅修正加筆中
明日のお祝い会の主役である谷先生と蕨山先生に、なにかプレゼントしようって青葉と話していて…
結局プレゼントはアレになって私の方は準備ができた。
青葉は大学とバイトが忙しくて、まだ出来てないって言っていたからその確認に。
「ね、優子」
「うん?」
「本当にアレ持ってくの?」
そう言ってお母さんは谷先生と蕨山先生に、渡すプレゼントが入った紙袋を指差した。
「勿論。谷先生の趣味だから」
「趣味って…」
「だってこれしか思いつかなかったんだもん。あ、青葉からメールだ」
ピッとボタンを押して青葉から届いたメールに目を通す。
えーっと…
「あっ、青葉も準備出来たって!これで明日のお祝い会はバッチリ」