社長の旦那と恋煩いの妻(わたし) シリーズ大幅修正加筆中



その女の子とは以前家で会った事がある。


そして優子が話す話しによく出てくる子だ。


確か優子の友達の…





「青葉」





そうだ青葉と言った優子の大事な友達。


そういやさっきお義母さんと話した時にその子の名前を言っていたな。


優子をわざわざ送ってくれた、と。





「そうだった…」

「優子?」

「あのですね。教室を抜け出してきたのは奈々ちゃんの彼氏を見に来たからなんです」





そうなのか。





「でも拓斗さんを見つけて…」

「あぁ」

「嬉しくて青葉から離れて拓斗さんに抱き着いちゃったんです」





優子が俺に気付いた時の顔は言葉では表せないほど可愛い物だった。


少し危なっかしかったが。



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