社長の旦那と恋煩いの妻(わたし) シリーズ大幅修正加筆中



「吃ってるな」

「拓斗さんの所為です」





拓斗さんが魅力的でこれでもかと素敵で、そんでもって優しいから。


それプラス拓斗さんの裸と来れば誰だって…





「どうした?」

「何でもないですよ」

「言っとくが優子が初めてだ。こうして抱きしめながら風呂に入るのは」





えっ。


拓斗さんも初めてだったの?





「えへへへ」





嬉しくなり頬を緩ませながらお腹にある、拓斗さんの手の上に自分の手を重ねる。


愛おしいからだぞ、と言ってくれた拓斗さんにますます笑顔になっていると。





「……っ」





赤ちゃんがお腹の中で動いた。


拓斗さんもそれを感じれたのかビクッと掌をさせた。



< 433 / 514 >

この作品をシェア

pagetop