社長の旦那と恋煩いの妻(わたし) シリーズ大幅修正加筆中
初めは恥ずかしかった拓斗さんとのお風呂。
でも入ってみると恥ずかしいという気持ちは消えないけれど、こんな入浴は病み付きになりそう。
今までは別々だった入浴時間の間も今日は一緒に居れる。
1分でも1秒でも拓斗さんの傍に居られる事が何よりの幸せだ。
「あ…っ」
「どうした?」
「拓斗さんが触るから、です…」
「こんなの触ったと言わないと思うが。触ったと言えるのはこれくらいからだ」
嫉妬という言葉も聞けて、お互い思っていた事を言い合えた。
話して思ったのは赤ちゃんが生まれても拓斗さんと二人だけの時間を作りたいという事。
パパとママからただの旦那と妻に戻るのは大事。
って、前にそう拓斗さんに言われたんだけど今日はよりそう実感できた。