社長の旦那と恋煩いの妻(わたし) シリーズ大幅修正加筆中
私がこの前、自分の誕生日の日にお父さんとお母さんにお祝いしたいと拓斗さんに言ったら…
拓斗さんはホテルでご飯を提案してくれて。
初めはその日一日実家に戻って娘としていっぱい親孝行…
親孝行と言っても料理を振る舞う程度なんだけど、そういう事をする事になるかもなんて思っていた。
だから、まさかこんな事になるとは思っていなかった。
「ねぇ、お母さん。さっきから気になってたんだけどキャリーバック持ってきたんだね」
「あー、ちょっとね。この後大量にクリーニング出そうと思って」
へぇ、そうなんだ。
でもクリーニングに出す物なら別に今持ってこなくても良かったんじゃ?
なんて思ってる内に拓斗さんが予約してくれたホテルにどんどん近付いている。