社長の旦那と恋煩いの妻(わたし) シリーズ大幅修正加筆中



「あぁ。全て頼んであるから優子は何もしなくて大丈夫だ」

「あの…」

「拓斗と言う通りよ。私も優子さんに着いていくから心配しなくて本当に大丈夫よ」





どういう事?


拓斗さんもお父さんもお母さんもお義父さんもお義母さんもうんうんなんて頷いて。





「飯田様お待たせしました。ご案内の方を」





そう言って現れたのはここのホテルの従業員だと思われる人二人。


一人はお父さんくらいの年齢のおじさんで、もう一人は拓斗さんくらいの年齢の女性。





「優子さん行きましょうか」

「えっ、はい」





怖ず怖ずとソファーから立ち上がれば、従業員の人はおめでとうございますと頭を下げてくれて。


ホテルの人からも誕生日のお祝いを言われるなんてビックリ。



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