社長の旦那と恋煩いの妻(わたし) シリーズ大幅修正加筆中



「優子が見違えったみたい」

「優子さんとても素敵ね〜。もう絵本から出てきたお姫様より可愛いわ!」






鏡に写る私は自分で思うのは可笑しいとと思われるかもしれないけど素直に綺麗だと思えた。


瞼も中山さんが心配していた事にならず腫れはないし。





「拓斗に早く見せてあげたいわ〜」





私も拓斗さんに早く見てもらいたいし、拓斗さんの格好も早く見てみたい。


拓斗さんは私を見てどう思ってくれるのかな?





「優子、頭は重くない?」

「大丈夫。それに落とさないように気を付けて歩くから」





こんないかにもめちゃくちゃ高そうなティアラを床に落とす訳にはいかない。


万が一傷付けてしまったらと思うと想像だけでもゾッとしてくる。



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