社長の旦那と恋煩いの妻(わたし) シリーズ大幅修正加筆中
「ふぅ〜」
扉を閉めてホッと一息。
いつ起きてしまうか分からないから、出来る時に出来る事をしなくちゃ。
瞳子がここへ来てからまだ私は瞳子と二人でスーパーに行った事がない。
スーパーに行く時は拓斗さんが必ず一緒。
だから行ける時に食材を買い溜めるから、冷蔵庫の中を整理するのがちょっぴり大変だったりする。
多めに買って何かを腐らせてしまうのは嫌だもんね。
{ブルルルルブルルルル}
エプロンポケットにいれている携帯が震えだした。
携帯を開くとお義母さんからのメールで内容を見ると、大丈夫?の文字と。
「えーっと。さっき瞳子が寝てくれたのでなんとか料理が出来そうです。いつもありがとうございます、っと送信」