社長の旦那と恋煩いの妻(わたし) シリーズ大幅修正加筆中



拓斗さんと向き合って食べる晩御飯。


こんな風に落ち着いて食べれるのはあともう少し。


瞳子が泣けば行かなきゃいけないし、ここに座るようになれば注意しながら見てなければいけない。


それはそれで楽しくなると思うけど…


私はこうやって拓斗さんの食べる姿を見るのが好き。


食べてる最中に目が合ってドキッとするのも、見つめすぎてどうしたんだ?と言われるのも大事な時間。


いや、大事な時間って言ったら過ごせる時間は全てそうなんだけどね。





「何か良い事でもあったのか?」

「良い事、ですか」

「あぁ。笑っていたから」





こうして過ごす時間が好きだと思ってる内に笑っていたんだ…


意味が分からない拓斗さんにとっては突然笑い出す私は気持ち悪い、よね?



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