社長の旦那と恋煩いの妻(わたし) シリーズ大幅修正加筆中



「赤ちゃんの最初のSOSはお母さんにしか分かりません。何か原因があるなら初期で分かる事が一番良い事ですからね、飯田さん。悪阻が酷く耐えられなかったり、些細な違和感を感じた時は躊躇わず気軽にここに来て下さい。どんな些細な違和感でもです。私たちはその症状と向き合うお母さんと赤ちゃんに最善努力していきます」





そう教えてくれた先生は指で1を作り、





「大事な事ですからもう一度言います。悪阻で受診する事に躊躇わないでください。その躊躇はお母さんにとっても赤ちゃんにとっても良い事ではありません。分かりましたか?」

「はい!ひとりで悩まずに先生の所に来ます」

「飯田さんは本当にいい返事でこっちまで明るくなります。これから一緒に頑張りましょう」





そして先生はまたもや返事をした私をまた褒めてくれた。



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