私の日常+君
君と昼ごはん。
―――キーンコーンカーンコーン…―
4時限目の終了を告げるチャイムの音が聞こえた。
「あ 四時間目終わったね。 さーお弁当食べよっと」
私は教室を出るときに持ってきたバッグから、
今朝作ったサンドイッチの入ったバスケットを取り出す。
「アンタ最初から ここで弁当食うつもりで 四時間目ぬけてきたの?」
「まあ ね」
サンドイッチを一口かじりながら答えた。
「・・・あのさ」
「? まだ何か用?」
「 弁当忘れた。 というか前の学校は給食制だったから
クセでたまに忘れるんだよね・・」