私の日常+君

君の才能に嫉妬。 君自体に嫉妬?



 放課後ー・・



今日から入部する橘君を部員達に紹介するため
早めにみんなが集まっていた。


 「じゃ 橘君、何か自己紹介的なのを」

そう千夏がいうと 彼は少し考えてから口を開く。

「・・橘 海李です。   ぇーと・・ パートはサックスを担当します。
よろしくお願いします」



  私は隅でピアノ椅子に座りながら 初めて彼を見る2年生の女子部員が
見とれているのを遠目に見て、

  --・・あー  何処に行っても人気だねぇあの人。
てか 早く練習したいな・・
   そう心でつぶやいてた。






 「じゃあ 橘君が入部するってことで!
練習開始!  」


 『はい!!』

 大きな声で部員達は返事をし、
各自の準備をはじめる。


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