私の日常+君
 自分の楽器を準備しに行こうとした私の元に
千夏が橘君を連れて、やってきた。


「奏は 橘君に色々教えてあげてね。 奏はしっかりしてるし、同じパートのリーダーとしてもね♪」


 そういって千夏は部日誌のチェックをしに戻っていってしまった。


・・・?!  千夏ひでぇっ  てか色々教えてあげてといわれても
何を最初に教えんの・・?


  困ってる私を見て 彼は

「・・月城 俺の楽器とかは?」

と言った。



 「あぁ  そうだ。 そこからだね」
私はあわてて 彼を連れて音楽準備室へ行き
1つ余っていたテナーサックスの楽器ケースを取り出して
彼に渡した。


  「それが 橘君の楽器ね。  じゃあ楽器出したら
3―Аでパートやってるから来て。」



 そういってから私は自分の楽器を持って
3-Aへ向かった。
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