ハーレム ブラッド2
結局


放課後


幸大のアパート



「こっちは君のやり方よりもこう言うやり方がオススメだな。」

華乃が言う。

「それでね、こっちはこんな感じにやった方が良いよ。」

優衣が言う。


「あのさ…

2人とも、教えてくれるのはありがたいが…


本当に教えるべきはあいつらだろ!!」

華乃と優衣に両側から挟まれて勉強する幸大が言う。


「幸大君、私は『君に』勉強を教えるために来たんだ。」

華乃が言う。

「私もどちらかと言うと幸大君を重点的に…」

優衣がモジモジしながら言う。



「む〜!

幸大君!!

ここがわかんないから教えて!」

バンッ!


クーニャが机を叩いて言う。



「幸大、こっちも教えなさい。」

姫野が言う。


「つ、ついでだから私も…教えなさい!!」

朱鳥が言う。

「幸大、こっちも!」

マリアが言う。



「皆さん、一生懸命ですね。」

沙羅が言う。

「幸大さんを取られまいとして皆さんの競争が激化してますから。」

咲子が言う。

「まぁ、その間に私はゆっくりと幸大様の私物を物色できるわ。」

幸大の衣服を抱き締めながら恍惚の表情を浮かべるアゲハだった…。
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