ハーレム ブラッド2
「相応のモノ?」

「ああ…」


ドサッ!

幸大が押し倒される。

「君と過ごすという貴重な時間を割くのだから…このぐらいしなければな。」

華乃の顔が幸大の顔に近づく。



「うにゃーっ!!」

バンッ!

クーニャが思いきりテーブルを叩く。

「クーニャさん、テーブルが壊れますからもっと優しく扱ってください。」

咲子が言う。

「今はそれよりも重要なことがあるの!」

クーニャが言う。


「重要なこと?

私と幸大君の戯れを邪魔することがかな?」

華乃が言う。


「私もクーニャに賛成だわ。


ここ最近人数が増えて曖昧だったけど…

そろそろ各自の立場を整理するべきね。」

姫野が言う。


「確かに9人は多すぎです。

いっそのこと私一人に絞ったらどうですか?」

咲子が言う。

「咲子がサラッと抜け駆けしてる!!」

マリアが言う。


「あのさ…

別に今のままで…」


ギンッ!

「うぉっ!?


お前ら、目が光ってるって!!」


沙羅や優衣までもが幸大を睨む。


「わ…わかったから…」

幸大が言う。
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