ハーレム ブラッド2
「王様だーれだ?

って私だ!!」

クーニャが言う。


「で、命令は?」

姫野が言う。

「幸大君が4番に麦茶を口移しで飲ませてあげる!」

クーニャが言う。

「4番って私よ…」

朱鳥が言う。

「じゃあ…」

幸大が麦茶を口に含む。


「…。」

朱鳥は目をギュッと閉じる。


「ん…。

ゴクッ…ん。

ぷはっ…。」

朱鳥が顔を真っ赤にして蕩けたような目で幸大を見つめる。


「はい、ストーップ。

このままじゃ変な流れになっちゃうからね。」

クーニャが止めた。




「王様だーれだ?」

クーニャが言う。


「やっと、私ね。」

姫野が言う。

「命令はなにかにゃ?」

「幸大と6番が氷を無くなるまで舐め合うってのはどう?


ディープキスの要領でね。」

姫野が言う。


「6番は私です…」

沙羅が言う。


「氷です。」

咲子が新しい氷を持ってくる。


「ほら、幸大。

口に入れて、沙羅とキスして氷が無くなるまで舐め合いなさい。」



「あの…行くよ?」

幸大が言う。


「はい…。

お願いします。」

沙羅が目を閉じる。


「んむっ…ん…れろっ…ちゅっ。

はむっ…ん…ちゅっ。」


数分間、それは続いた。


「ふやぁ〜。」

沙羅は幸せそうに笑う。
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