ハーレム ブラッド2
「ほっぺだけじゃ…許さないもん。」

クーニャが少し潤んだ瞳で言う。


「学校でそういうことはあまりしたくないんだが…

クーニャに許してもらうためだし、仕方ないな。」

幸大とクーニャの唇が触れる。


「ん…はっ…んむ…ちゅっ…」


「ふぅっ。

どうだ?

許してくれるか?」

「いや…

もっと…して?」

クーニャが切なそうに言う。


「ったく…

今回だけだからな?」

「うん。

幸大君…好き。」


再びキスをする。





「…。

君たちはいつもこんなことを?」

華乃が言う。

「いつもではありませんよ。」

咲子が言う。

「幸大君は学校では…その…あまり…」

優衣がちょっと残念そうに言う。

「学校では…ですか。」

華乃が言う。

「そ、それはもう…

幸大君とプライベートだと…

ふふふっ…

やんやん〜!」

優衣は身をよじり、妄想に入り込む。

「先生…」

沙羅が羨ましそうに優衣を見る。


「なぜ、羨ましがってるかわからないが…」

華乃が言う。

「でも…幸大もヴァンのせいかは知らないけど…多少、我慢が弱くなったのよね〜。」

姫野が幸大とクーニャの方へと近寄る。


「ヴァンとは?」

華乃が言う。

「まぁ…ちょっと偉そうな知人です。」

咲子が言う。
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