ハーレム ブラッド2
「じ、じゃあ私も…」

きゅっ。

沙羅も抱きつく。

「あ…ズルいよ、皆!」

優衣も幸大に抱きつく。

「私も!!」


ガバッ!

マリアが飛び付いて幸大が後ろに倒れた。


「なら…私も空気を読みましょう。」

咲子が抱きつく。


「な!?

わ、私も仕方なく…空気を読むだけよ?」

朱鳥も幸大に抱きつく。



「暑いっつーの!!」






元に戻る。


「で…他の皆さんの進路は?」

咲子が言う。


「私は市内の理系の大学に行こうと思うわ。

そのあとにVAPで働く予定。」

姫野が言う。

「私も市内の大学に行くつもりだ。

今はまだ、自分の将来も見えないしな。

だから大学に行くことで何かを見つけられれば…と思ってな。」

華乃が言う。


「…。」

朱鳥がモジモジしている。


「トイレか?」

マリアが言う。

「違うわよ!!」


「朱鳥ちゃんの進路は?」

優衣が言う。


「…。」

朱鳥が幸大の方をチラッと見て目を逸らす。


「そう言うことですか。」

咲子が言う。

「え?」

幸大が言う。

「私も朱鳥ちゃんと同じ進路だにゃ〜!」

クーニャが言う。

「私もですわ。」

アゲハが言う。

「そう言うことなら私だってゆくゆくはあんたたちと一緒よ。」

姫野が言う。

「当然私もな。」

華乃が言う。
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