ハーレム ブラッド2
「わ、私もだ…」

マリアは顔を赤くし小さな声で言う。


「あの…私も…将来的には…そうしたいです。」

沙羅も恥ずかしそうに言う。


「私も…もう大人だけど将来的には…ねぇ?」

優衣が言う。

「いや…あの…まったく解らないんだけど…」

幸大が言う。


「「はぁ…」」

全員が溜め息を吐いた。


「幸大さんはチキンでヘタレで甲斐性なしで鈍感なんですから…」

咲子が言う。

「俺の性格を知ってるならもっと分かりやすく言えよ…」

幸大が言う。


「私も含めての話ですが、皆さんの進路は最終的には

幸大さんの所に永久就職、つまりは

幸大さんのお嫁さんですよ。」


「な!?」

幸大が顔を真っ赤にする。


「幸大君は鈍いにゃぁ〜!」

クーニャが言う。


「鈍くねぇよ…

その…お前らと一緒になるのは当然だと思ってたから…逆に思い付かなかったんだよ。」


幸大が照れながら言う。


「幸大君!!」


ガバッ!

クーニャを皮切りにまた皆が幸大に抱きついた。


「だから暑いんだよ!!」
< 184 / 495 >

この作品をシェア

pagetop