ハーレム ブラッド２
「そう言えば、６時間目は学校祭の話し合いよね。」

姫野が言う。

「これからは学校祭とか修学旅行とか…イベントが続くから楽しみだにゃ〜」

クーニャが言う。

「その他にも幸大さんの記憶を取り戻さないといけませんしね。」

咲子が言う。

「まぁ…無くても困らないんだけどな。」

幸大が言う。

「でも…記憶が無くなってから幸大君からのスキンシップが減っちゃったし…」

優衣が言う。


「ちょっと寂しいです。」

沙羅が言う。

「どこまで踏み込んだら良いかわかんねぇんだよ。」

幸大が言う。

「だったらさっさと記憶を取り戻せっつーの。」

マリアが言う。

「マリアちゃんも構ってもらえないと寂しいんだよね？」

クーニャがにやけながら言う。

「まぁ…その辺はヴァンに任せるしかないしな。」

幸大が言う。



『そう言われたならば期待に応えるほかあるまいな。』


屋上にヴァンが現れた。

「ヴァン！

お前、イギリスに居たんじゃ…」

幸大が言う。

『先ほど帰ってきた。』

ヴァンが言う。


「で…幸大さんの記憶を戻す方法は？」

咲子が言う。

『簡単だ。

そなたたち記憶を失われた者たちの血を幸大が吸うだけだ。』


ヴァンが言う。
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