ハーレム ブラッド2
「無駄なもの付けるなっての。」


「目立つのに?」

「そしたら…指輪が目立たなくなるだろ?


俺はきっと安物しか買えないから…ただでさえ目立たないと思うから。」


幸大が言う。

「そこは頑張ってよ…」

「いや…9人分だぞ?

…その代わり、これからもずっと幸せにするからさ…」



「じゃあ…仕方ないから、それで許してあげる。」

「サンキュー。」



「じゃ…吸って良いよ?」


「ん…マジでどうなっても知らないからな?」

「うん…。」


かぷっ…

「うにゅっ…」

クーニャが小さく声を漏らす。


ちうちう…

「ふきゅぅ〜…あう…」

クーニャが歯を喰い縛り声を抑える。

「あふっ…は…うぅっ…」


ちうちう…

「あ…何か…くる…


ふにゃぁぁぁぁぁっ!!」



クーニャは体を震わせた後、脱力して地面に座り込む。

「こ、これは…マズイよぉ〜

マリアちゃんがメロメロになるのもわかる…」

クーニャが言う。


「クーニャ…」

ドサッ…

幸大が座り込むクーニャを押し倒す。


「良いよ…来て?」


「クーニャ…愛してる。」


幸大がクーニャと唇を重ねた。


「ん…はむっ…ん…ちゅっ…
はぁっ…」

唇を離すと二人は潤んだ眼で見つめあう。

「クーニャ…」

「幸大君…好き。」

ぎゅっ。

クーニャが幸大の頭を抱えるように抱きしめ、幸大の頭が豊満なクーニャの胸に沈む。
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