ハーレム ブラッド2
吸血鬼も小鬼も狼も楽しくフェスティバル!!
澄み渡る秋空


夏の暑さは和らぎ過ごしやすく少しだけ淋しい季節、秋


本日は学校祭!



そして…幸大たちの教室では当然、


そう…幸大による説教が始まっていた。



クーニャを中心とした衣装担当は喫茶店の準備がされた教室の床に正座していた。


「で…何か言いたいことは?」

幸大が言う。

「その…ちょっとくらい…

学校祭だから羽目を外して…」

クーニャが言う。


「そのせいで危うく俺たちのクラスは参加できなくなりそうだったんだぞ?


せっかくの学校祭はクラス全員が仲良く自宅謹慎か?」

幸大が言う。




実は30分前にキャストオフバージョンの衣装でたまたま他のクラスにいた彼氏にこの衣装を見せに行った時、口うるさい教師に見つかったのだった。

その後、教頭と校長が教室に現れ、最後の点検をしていた幸大が教室に戻り幸大も初めて知ったのだった。


「う〜」

クーニャが困ったように呻く。


「なんとか頭を下げまくってちゃんとした衣装の状態でなら良いって許可をもらえたから良いものを…


もし…お前らだけだったら間違いなく中止になってただろ…」


幸大が言う。
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