ハーレム ブラッド2
「あ…お父さん、お母さん!」

優衣が言う。

「やぁ、優衣。

それに幸大君も元気そうだね。」

優衣の父親が言う。

「はい。」

「おや…こちらは?」

アゲハを見ながら言う。

「私は幸大様の恋人のアゲハですわ。」

アゲハが言う。


「あらあら…幸大君も手が早いわね〜。

アゲハさんも吸血鬼なのかしら?」

優衣の母親が言う。

「いえ…私は人間ですわ。」

「そうなの。

この学校の生徒と言うことは優衣の教え子ね?

これからも優衣をよろしくね?」

「いえ…こちらこそ。


で…幸大様は何をしているのかしら?」

アゲハはストレッチをする。


「準備運動をな。


新しい必殺技を試すいい機会だし。」

幸大が立ち上がる。

「何のことですの?」

アゲハが言う。


「すぐにわかるさ。」




「きぃぃぃぃさぁぁぁぁまぁぁぁぁぁ!!

優衣に何とふしだらな格好をさせとるのだぁぁぁぁぁ!!」


優衣の祖父が突進して来る。


「ブラッド…」

幸大が拳を握る。


「ぬぉぉぉぉぉぉ!」

優衣の祖父が幸大に殴りかかる。

「インパクトォォォ!」


ドッパァンッ!!


「ぐぉぉぉ!?」

祖父が吹き飛んだ。


「ふぅ…」

「あの…今のはいったい?」

アゲハが言う。
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