ハーレム ブラッド2
「でも…幸大が抱きつくのとかはたまにあるわよ?」

朱鳥が言う。

「そうかしら?

幸大は基本的には私たちを抱き締める時は何となく包容力があるじゃない。

安心するような…」

姫野が言う。

「でも今の幸大さんは子どもみたいに包容力を求めてるみたいで可愛いです。」

咲子が言う。

「私…幸大君の子どもができたらこんな風にできたら良いなぁ…」


優衣が幸大の頭を撫でながら微笑む。


「ただ…今の状態の幸大は私たちには構ってくれないよな…」

マリアが言う。


「最近、マリアちゃんは幸大君に甘えてたもんね〜?」

クーニャが言う。

「お前もだろ!!」

マリアが言う。



「幸大君に構ってもらえないのは由々しき事態だ。



朱鳥君の母上、解決法は?」

華乃が言う。


『私がキスした瞬間だったらキスされた場所を抉ったり、切り取れば良いけど…

一度この能力に掛かったらあとは…

能力を使った本人、つまり私が幸大君に会って直接解除するか、


あとはしばらくすれば戻るけど…』


「けど…何よ?

お母さま…はっきり言って!!」

朱鳥が言う。

『幸大君のように自分を抑えすぎる人はこういう解放する能力には抵抗力がないから自然回復にかなりの時間がかかると思うわ。』

瑠奈が言う。
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